
職種紹介
フィールドサービスエンジニア(FSE)

フィールドサービスエンジニア(FSE)
ニコン製ステッパー(半導体・FPD露光装置)のメンテナンスが主な仕事となります。
お客様工場内のクリーンルーム(ゴミ・ホコリが少ない建物)へ出向き、半導体工程の核となる装置の修理・保守・点検などを行います。

実習の様子

世界でトップクラスのシェアを誇るニコン製の半導体露光装置、FPD露光装置。そのメンテナンスを担うのがフィールドエンジニアです。当社には、異業種から転職し、未経験からスタートしても一人前のフィールドエンジニアになれる育成体制があります。
入社後はまず、基礎教育課程にて、当社や半導体の歴史、業界用語などについてひと通り学んでいただきます。その後は、株式会社二コンの熊谷製作所(埼玉県熊谷市)に出向し、研修となります。
熊谷製作所では、クリーンルーム内にて、半導体露光装置、FPD露光装置の組み立てから調整、部品の取り付けなどさまざまな業務が行われています。また、改良・改造した装置の立ち上げやテスト、評価作業も行われています。フィールドエンジニア候補者はこれらの作業に従事しながら、各種装置の仕組みや実作業に必要な知識・スキルを学んでいきます。

半導体露光装置やFPD露光装置は、大変に高精度かつ複雑な機械です。最初はわからないことも多いと思いますが、先輩や上司に気軽に聞ける雰囲気が熊谷製作所にはあります。二コンテックから出向して研修中のスタッフも大勢いるので、入社後はすぐに職場に溶け込めるでしょう。
研修期間中は、アメリカや中国などへ海外出張する機会もあり、海外工場での装置の据え付けから立ち上げ、検査、現地スタッフのサポート業務などを経験できます。出張には、思わぬアクシデントやトラブルが付き物です。けれど、同行スタッフと知恵を出し合い、それまでの経験をもとに見事解決できたときの達成感はひとしお。一人前のフィールドエンジニアに一歩も二歩も近づけたことを実感できるはずです。
また、新人導入研修や語学・ビジネススキル研修など、ニコン本社が提供する教育・研修制度も受講が可能です。

ニコン製の半導体露光装置、FPD露光装置は技術の粋を集めてつくられた超精密装置です。そして、その精度維持には、フィールドエンジニアによるメンテナンスが不可欠。ゆえに、フィールドエンジニアは正しい知識と確かな技術、状況に応じた的確な判断と素早い対処が求められます。ただ、これらは一朝一夕で身につくものではありません。
だからこそ当社では、熊谷製作所での研修期間をおよそ3年間と定めています。「異業種からの転職で不安はありましたが、3年ほどかけて研修できる環境に惹かれて入社を決めました」。そう語るスタッフも少なくありません。また、半導体製造装置という最先端の技術に触れて、世界に通用する知見を身につけられるのも、エンジニアにとっては大きな魅力です。
未経験からスタートし、一人前のフィールドエンジニアとなって国内外で活躍する――。当社にはそんなスタッフが大勢います。
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